ページ保持機能付きブックカバー

ページ保持機能付きブックカバー

透明のページ押さえがページを保持し、かつ容易にページをめくり、本を読み進めることのできる『ブックカバー』です。

この『ページ保持機能付きブックカバー』は、一般的なPP樹脂材からできているブックカバーに、ページを保持するために透明の薄いPET樹脂板を組み込んで作ったブックカバーです。

1.ページ保持機能のしくみ

ページ保持機能のしくみは左図の印、カバー両袖に取り付けてある透明の「ページ押さえ」にあります。 この厚さ0.5mmの透明PET材からなる「ページ押さえ」に生じるページが閉じようとする力の反力と、誌面との間に生じる摩擦力がページを開いた状態に保持します。 透明の薄板なので、文字を遮ることが全くありません。そこだけ文字が読めなくて・・・と、ストレスを感じることは全くありません。 ページを捲るときは、左側の「ページ押さえ」の下から誌面を軽く押しながら読み終わったページを引き出し、右側の「ページ押さえ」の下に差し込みます。 この要領で簡単にページを捲ることができます。慣れれば指一本でできるようになるでしょう。

印のように、左右の「ページ押さえ」は両方とも先端部を45°程度上向きに曲げることで、ページの抜き差しを容易にします(曲げるための器具・要領書は付属しています)。 また、後に説明する「ページ押さえ補強パーツ」の支点をここにあわせることにより、補強パーツがページ押さえ(「透明のツメ)」から外れることを防ぎます。

2.片手で見開き、便利な手掛けあな

手掛けあな

この「ブックカバー」は、左図のように表表紙・裏表紙に手掛かりとして穴を設け、しっかり保持できるようにしてあるので、片手で見開きにできます。 両手が必要になるのはページをめくるときだけなので、通勤・通学中の読書、特に電車の中でつり革につかまっての読書には大変便利です。

手掛けあな
手掛けあな

ページめくりは下図の要領で行います。慣れれば指一本で行うことができるでしょう。

ページめくり 1.右手指でめくりたいページをページ押さえの下から一枚だけ引き抜きます。
ページめくり 2.右手指でめくりたいページを引き抜きながら、山を作るようにして引き抜き取ります。
ページめくり 3.めくりたいページを抜き取ったら、そのページの裏側から同じ右手指で、逆向きの山を作るように左のページ押さえ付近にページ先端をもっていきます。
ページめくり 4.めくりたいページの先端を左のページ押さえの下にすべり込ませます。
ページめくり 5.すべり込ませたページをページ押さえの奥まで引っ張り込みます。この繰り返しでページをめくって読み進めます。

3.ページ押さえを「しおり」にして折りたためます

この「ブックカバー」は、ページ押さえでページを押さえたまま、二つに折りたたむことができます。 持ち運びにもかさばらず、ページ押さえは「しおり」の代わりにもなります。

『ページ押さえ補強パーツ(別売り)』について

厚さが25mmを超える本や誌面が厚紙の本を読むとき(ページ押さえが負けて保持できないとき)などに使用します。 また、『手放し読書スタンド』を使用して横向き読書や仰向け読書をするとき、この補強パーツが必要になります。

折りたためます 25mmを超える厚さの単行本でも折りたたむことができます。S・Mサイズが35mm程度まで、Lサイズが40mm程度まで装着・折りたたみできます。厚い本の場合、読み始めや読み終わりで片方のページ押さえの下のページ数が多い場合は、そのページ押さえは外して、残る片方のページ押さえをしおり代わりにしてたたんでください。
「ページ押さえ補強パーツ」を使用していない状態 25mmを超える厚めの本やページ自体が厚紙で出来ている本などを読む場合、ページ押さえが負けてしまい、ページの保持ができなくなります(写真はSサイズ)。このようなとき「ページ押さえ補強パーツ」を使用すれば、ページをしっかり保持します。ページめくりも同じ要領で容易にめくることができます。
「ページ押さえ補強パーツ」を装着した状態 「ページ押さえ補強パーツ」を装着した状態(Sサイズ)です。「補強パーツ」も透明薄板なので、文字を隠すことがなく、ストレスなく本を読みすすめることができます。M・Lサイズもこれらと同様です。

4.「ブックカバー」のサイズ

ブックカバーのサイズは、文庫本・新書版兼用のSサイズ、B6判・4六判兼用のMサイズ、学術書の単行本(菊判)・A5判兼用のLサイズ3サイズを用意しています。

ページ押さえ補強パーツも、それぞれS用、M用、L用の3サイズを用意しています。

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